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経済界Golden Pitch 2024 審査員特別賞を受賞しました

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令和7年1月16日(木)に開催された第四十九回『経済界大賞』・『経済界Golden Pitch 2024』の表彰式において、「経済界Golden Pitch 2024 審査員特別賞」を受賞しました。

今回の受賞は、同社が展開する独自のヘルスケアエコシステムが、高齢者とその家族双方の不安解消に寄与し、転倒予防や在宅介護負担の軽減といった高齢社会の課題に革新的なソリューションを提供している点が高く評価された結果です。

目次

受賞の概要

  • 受賞名称
    • 経済界Golden Pitch 2024 審査員特別賞
  • 開催/主催
    • 株式会社経済界
      (2011年より起業家発掘・支援を継続し、累計調達額200億円超の受賞者を輩出)

受賞理由と評価

同社のヘルスケアエコシステムは、独自のステルスセンサー技術を核としており、以下の点が審査員から高い評価を受けました。

独自のステルスセンサー技術

壁面に設置される骨格センサーをはじめ、複数のモーダルセンシングとAI診断を組み合わせた世界初のシステムにより、装着不要でプライバシーに配慮した見守りを実現。

これにより、高齢者の日常生活動作を非接触でセンシングし、転倒予防や在宅介護負担の軽減に大きな効果を発揮しています。

課題解決への強い意志

「子どもに見られるのはイヤ」という利用者の声や、創業者大槻知史自身が両親や義両親の介護経験から感じた「自分も介護負担を子どもにかけたくない」という思いが、このプロジェクトの原点となっています。

現場の切実な課題に基づいた取り組みが、審査員に強い印象を与えました。

将来の社会的インパクト

「転ばぬ先の見守り」から「転ばない暮らし」への転換を目指し、自宅や介護施設での日常生活動作を可視化・予防につなげる仕組みは、超高齢社会における大きなインパクトが期待されます。

開発のきっかけと革新的技術

創業者である大槻知史氏は、両親や義両親の介護現場で「転倒事故に気づけなかった」「適切な医療処置が遅れた」といった経験から、『自分たちや大切な家族が最期まで自宅で安心して暮らせる世界』の実現を目指すべく、本プロジェクトを立ち上げました。

同社が開発したシステムは、独自のAIエッジ技術により、従来のセンサーでは捉えられなかった人の姿勢や動作を高精度で認識。三万回以上の試行錯誤を重ね、設置位置や角度に左右されることなく、一般家庭でも手軽に導入可能なソリューションとして完成。97%以上という高い転倒検知精度を達成し、「転ばない暮らし」の実現に大きく貢献しています。

今後の展望

株式会社きづなろは、「みんながピンピンコロリの社会を創る」というミッションのもと、老後も自宅で安心して自立した生活を送るための環境整備に邁進していきます。

今後は、AIを活用した心地よいコミュニティ形成や介護予防サービスの提供を通じ、見守られる側の負担を最小限に抑えながら、すべての人々の健康寿命延伸に寄与する新たなヘルスケアエコシステムの普及を目指します。

株式会社きづなろについて

株式会社きづなろは、世界初となるヘルスケアエコシステムの開発・提供企業です。日常生活動作センシング、複数のモーダルセンシング、診断AIを組み合わせた革新的なシステムにより、壁面に設置されるステルスな骨格センサー、ベッド上の非接触センサー、便器に組み込まれたバイオマーカーセンサーなどを活用。

監視される違和感を最小限に抑えつつ、緊急時には専門の安心ネットが迅速に対応する体制を整え、包括的な在宅ヘルスケアの実現に努めています。

今回の受賞は、同社の技術革新と高齢社会における課題解決への強い意志が評価された結果であり、今後のさらなる発展が期待されます。

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